《MUMEI》 『星羅ちゃん、どうしてママいないの?みんなはママいるのにどうして星羅ちゃんだけいないの?』 『ママがいないなんて可哀想』 『ママいなくて寂しくないの?』 『星羅ちゃんってバスのお迎えいつもおばあちゃんだよね、もしかしておばあちゃんがママなの?』 今思い出して考えてみれば幼稚園生や小学生って思ったことはすぐに言葉に出して人を傷つけるんだよね。 でも救われた言葉もあったな。 『私おばあちゃん大好きだからお迎えがおばあちゃんなんて星羅ちゃん良いなぁ』 星羅はクスリと笑った。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |