《MUMEI》

でもそんなおばあちゃんも星羅が小学3年生時ガンで亡くなった。


授業参観などはいつもおばあちゃんが来てくれていたが、おばあちゃんが亡くなってからは私は1人になった。


父はいつも仕事をしていた、生きていくためにはお金が無くちゃダメ、分かっていたけどやっぱり寂しかった。


授業が終わった後、ママやパパと楽しそうに話している同級生を見ると本当に辛かった。


父は私には良い食べ物、良い洋服を着せてくれたがこんな良い洋服はいらないから私と一緒にいてよと何回も思った。


でもそんなことは言えず、ずっとため込んでいた。


だからこうなっちゃったのかな…

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