《MUMEI》

星羅はハァとため息を吐くと立ち上がりお風呂場へと行った。


父はリビングで寝ている父の朝はいつも早い、星羅は起こさないよう静かにお風呂場へと行きシャワーを浴びた。


星羅はシャワーを浴びながらため息を吐いた。


「本当に私なにやってんだろ…」


星羅はまだ中学3年生になったばかり、学校にはまぁまぁ行っている。


今年は受験生だがまだ何も考えていない、働くのか進学するのかでも進学はお金がかかる…


これ以上父さんに迷惑はかけられない。でも私なんかで働けるのか人の働いた金を奪っている私に…

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