《MUMEI》 朝起きると父はもういなく朝ご飯がテーブルの上にラップをかけて置いてあった。 味噌汁はコンロの上にあり、ただ暖めるだけで食べれるようになっていた。 父はいつも朝が早くても必ず朝ご飯を作ってくれる、おばあちゃんが亡くなってからは父は料理するようになった。 小学校の時の遠足はどこで学んできたかは分からないが、キャラ弁を作ってくれた。 とても嬉しかったことを今でも覚えている、もちろんおばあちゃんの作ったお弁当も嬉しかった。 その時、星羅の目から涙が落ちていった。 前へ |次へ |
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