《MUMEI》

M菜「騙されたこともあったし…


…毎晩、お金や権威ばかり振りかざす男達に媚を売って――…


…嫌いな男とだって寝たりもしたわ…。


…それでも血ヘドを吐くような思いをして、ここまでのし上がってきたのよ…。」




A常務「――――……。」



アンパンマンはメロンパンナの唇を見つめ、そこから語られる言葉を無言のまま受け止めていた。




M菜「今更、その苦労を捨ててまで……


…あの頃に戻るなんてできないわ…。」




A常務「……………………………


……そうか……………。」



アンパンマンは消え入りそうな小さな声で呟くと、何度も小刻みに頷きながら動揺を紛らわしていた――…。

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