《MUMEI》

M菜「…じゃあ……。



…貴方とは、もう逢うことは無いでしょうね…。」




メロンパンナは、そう言い残して席を立った。




うつ向くアンパンマンの視野の片隅で、華やかな色彩の留袖が歩み去ってゆく――…。





M菜「… サ ヨ ナ ラ ―――……。」




―――… キ イ ィ … パタン …。




メロンパンナの最後の声と、応接室のドアが開閉する音だけが、アンパンマンの心に空しく響き渡った。



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