《MUMEI》 M菜「…じゃあ……。 …貴方とは、もう逢うことは無いでしょうね…。」 メロンパンナは、そう言い残して席を立った。 うつ向くアンパンマンの視野の片隅で、華やかな色彩の留袖が歩み去ってゆく――…。 M菜「… サ ヨ ナ ラ ―――……。」 ―――… キ イ ィ … パタン …。 メロンパンナの最後の声と、応接室のドアが開閉する音だけが、アンパンマンの心に空しく響き渡った。 : : *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |