《MUMEI》 雑魚三匹の様子コロナが夕食時に、『雑魚三匹』と表現したのは クー達三人を 正しくはエアーを追ってやってきた グリーン博士の助手達だった。 元々肉体労働に向いていない彼等は、南国に着いた時点で体力を消耗していた。 そんな助手達は、クー達三人の隣の部屋に宿泊していた。 しかし 彼等は、コロナよりも、フレアよりも …アルゴンを怖がっていた。 正しくは、アルゴンの見た目だけを怖がっていた三人は グリーン博士からアルゴンは顔が怖いだけだと聞いてはいたが 「絶対アイツ、強いって!」 「入国検査でマフィア疑惑かけられてたし」 「アイツが同室なら、手を出せないじゃないか」 想像以上のアルゴンの迫力ある外見に、助手達は怯えきっていた。 そして、結局 『視界が悪い危険地域で、事故に見せかけ、実験体を処分する』 という考えをまとめ 助手達は、明日に備えて早めに休む事にした。 前へ |次へ |
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