《MUMEI》

おそらく葬儀の退屈さに耐え切れなくなったのだろうか――…



幼子は雪と戯れるために斎場を抜け出し、アンパンマンのいる駐車場に現れたのだった。




カレーパンナ「おじさん、どうしたの?」



幼子は、先ほどと同じ問いかけを舌足らずな声で聞いてきた。




アンパンマンの厳しい顔が思わず綻んだ――…。



A常務「やあ、キミは……


…カレーパンナちゃんだね?


…大きくなったなぁ。(笑)」



アンパンマンはその場にしゃがみ、幼子の目を笑顔で覗きこんだ――…。

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