《MUMEI》 癒しの時間3「えぇ。皆さんそうですから」 門脇さんの息子さん 直人さんがそう言うと、虎之介先輩と鳳凰寺が頷いた 本当なんだな 「じゃあ、直人さんで」 「はい」 その時、エレベーターが開き 「遅いですよ」 渚さんと ご馳走があった 「うわぁ、うまそー!」 すっげーうまそー! 「先に食事にしましょうか」 「うん!」 あ、しまった!敬語忘れた! すぐに頷いた俺を見て 直人さんも 渚さんも 虎之介先輩も、鳳凰寺も笑っていた だってすっげーうまそうなんだから、仕方ねーだろ しかも、見るからに高級そうで、食べた事無い料理あるし! それにしても 「渚さん。タイミングバッチリだね」 料理からは湯気が出てて、出来立てな感じがした 「プロですから」 渚さんは、ウインクしながら言った キザだけど、渚さんだから、似合ってる 「さあ、召し上がれ」 「いっただっきまーす!」 「いただきます」×3 テンション上がってるの、俺だけだけど けど、いいや! 「うまい!」 前へ |次へ |
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