《MUMEI》

そしてパン生地の合間に挟まれた赤黒い餡子には――…




幼児の致死量に相当する残留農薬で汚染された、アズキが使われていた――…!




カレーパンナ「わぁ、おいしそー!」



そんな事などつゆ知らず、カレーパンナはキラキラと瞳を輝かせ、小さな手でそれを受け取った。



A常務「さぁ、お食べ…。(笑)」



アンパンマンは、自分の顔が危険な食材で出来ていることを気づきもせず、穏やかな目でカレーパンナに促した。



カレーパンナ「いただきまーす。」



カレーパンナは大きく口を開けて、アンパンマンの顔の断片を頬ばろうとした。





その時―――…!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫