《MUMEI》

.

わたしはまた、へー!と感心する。


「モデルとかよくわかんないけど、オーラあるねぇ!」


そうコメントしてから、チラリと廉の顔を見上げる。


「…だれかさんと違って」


もちろん廉に向けて言ったのだ。さすがに廉もそれがわかったようで、次の瞬間、わたしにヘッドロックをかます。


「いちいちムカつくやつだなー!」


「は、放してよ!苦しいってば!!」


ギャースカ言い争っていると、


「あ、いたっ!」


背後から、呑気な男の声が飛んできた。聞き覚えのある声だった。

わたしと廉は同時に振り返る。

そして、


「【シュン】さん!?」


大声で、声の主を呼んだ。


.

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫