《MUMEI》

「それにしても綺麗な髪だな、あたしなんて伸ばしたらすぐに絡まって大変なことになるのに」


「ちゃんと手入れしてるから先生と違って」


「何だよその先生と違ってって」


華香はむっと顔を膨らませた。


「だって先生だらしない時あるじゃん、髪がボッサボサ時かとジャージの下に着てるTシャツが前後ろ逆だったり柄違いの靴下履いてたり−−」


「−−あぁもう分かった分かったもう止めてくれ…まぢで落ち込むから…」


華香は本当に落ち込んでいるようだった、星羅はそんな華香が面白く噴き出した。

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