《MUMEI》

華香は驚いた顔をして星羅を見た。


「何だよその目」


「いや挿乙女が笑ったの始めてみたと思ってな、お前笑った方が可愛いじゃん」


「可愛いとか言うなよ恥ずかしいから」


星羅は頬を赤らめ、華香から視線を外した。


「完璧に話がずれちゃったな、まぁ大丈夫だ挿乙女はまぁまぁ学校来るしテストも良い点数とれてるし絶対良い高校見つかる」


「まだ行くって決め手ない」


「あたしは挿乙女には高校行って欲しいな、そしてあたしに高校の制服見せてよ」

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