《MUMEI》
エピローグ
アンパンマンは、警官らに支えられパトカーに乗り込んだ…。





後部シートの真ん中で、両脇を警官に抱えられると――…





目尻から溢れた涙が、欠けた頬をつたって、膝上で結んだ拳の甲に落ちた…。





その胸中には、頭を掻き毟りたくなるような後悔と――…





叶わぬ願いだけが虚しく去来した――…。

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