《MUMEI》 2人この前の話が現実になった・・。 嬉しい―。 久しぶりに外で、純に逢える。 「純〜?今からいくね♪」 「おう!!瀬良(せら)も待ってるから」 「瀬良・・?」 「遼斗の彼女」 「あぁ!!」 「えっと・・遼斗が改札で待ってるって」 「えっ・・でも・・あたし知らないし」 「遼斗に絵麗那の写真送ったから」 「あっそうなんだ・・」 「だから・・これで絶対ばれないから」 「うん」 遼斗さんの家はちょっと遠い。 私の最寄り駅から40分電車に乗る。 「着いた〜!!どこにいるんだろう・・・」 「絵麗那ちゃん・・?」 「えっ・・あっはい」 「遼斗だよ」 「あぁ・・こんにちは」 遼斗さんかっこいい〜!! 「よろしくね?絵麗那ちゃん?」 「はい・・」 「全然タメ語でいいから」 「でも・・年上だし」 「いいの♪純の彼女は俺の友達だから」 「ありがとうございます・・・・」 「『ありがとう』だろ?」 「ありがとう・・?」 「名前はちゃん付けるけど・・俺も瀬良がいるし」 「じゃあ・・遼斗さんでいいですか?」 「いいよ」 「嬉しい」 「絵麗那ちゃんは何で・・純がすきなの?」 「えっ・・///」 「それくらい教えてよ」 「えっと・・理由はないです。ただ・・ギュってしたくなるような人なんです」 「ははっ♪絵麗那ちゃん可愛いね!」 「とんでもないです」 「そうだなぁ・・俺もそんな感じなのかも」 「そうなんですか?」 「なんか、何でもしてあげたくなっちゃうような人だからさ・・こういうのをきっと愛っていうんだろうね?」 「そうですね」 「もうすぐ家だから」 「はいっ♪」 「今日の絵麗那ちゃん・・写真より大人っぽいね」 「そうですか?」 「うん。もしかして・・純に逢うために?」 「そうです・・・」 「可愛い♪」 前へ |次へ |
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