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《MUMEI》 しつけの時間5「挨拶って… 『おかえりなさいませ、御主人様』 とか?」 「頼むから、御主人様から離れてくれ」 「普通におはようとかだろ?」 「そう！」 さすが虎之介先輩！ 「でも礼儀うるさい割に、敬語苦手だよな」 痛いとこつくなー、鳳凰寺は 「…それは、俺も努力が足りないと思う」 さすがにこの年で敬語苦手は、ヤバいと思うし 「それより今は変態だろ」 「そうだよ僕を放置しないで、… 放置プレイ…」 「プレイじゃねーから！」 虎之介先輩と変態の言葉に、慌てて話を戻した 「えっと、だから、もし変態が俺の彼氏だったら過剰なスキンシップと下ネタが無くて 挨拶普通にできて 普通に食事できて あ！ それと、生徒会補佐立候補したからには真面目にやるよう言うって事！」 「それ、今の変態のほぼ全てを否定してないか?」 「ですね」 「全、否定…」 「だからそこでうっとりすんな！」 「いくらせー君でもそれは無理ー」 ムカつくな、おい 「けどー 頑張れば、挨拶とご飯と仕事は何とかなるかも」 「そうなのか?」 それだけ変わればかなりスゲーぞ 前へ |次へ |
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