《MUMEI》
しつけの時間8
「で、どっち?」


どっちって…


「でことかほっぺって選択ねーのか?」

「ほっぺって…可愛い言い方だよね

ハアハア、ギャップ萌え、ハアハア」

「話を聞け」

「もういっそ全身ちゅーがごほうびでいいんじゃない?」

「そんなわけあるか!」


大体俺のアソコは偽物だ!

…待てよ?


偽物なら、別にちゅーぐらい…


「せー君?」

「パンツの上からならしていい」

「えぇ!?」×3


三人、よくハモるなー


「せ、せー君、それ本当!?」

「直接じゃなければ」

「誠、正気か!?」

「うん」

「お前やっぱり大胆だな。て事は、俺に触られた時も実は喜んで」

「無いから。ファーストキス奪われるよりまし」

「ファーストキス!?」×3


本当によくハモるな


「悪いか」

「いや…」×3


目を丸くする三人


しょーがねーじゃん、今まで彼氏いなかったんだから


…何か急に恥ずかしくなってきた


「と、とにかく! ちゃんと挨拶できたら頭撫でてやるし、生徒会補佐の仕事したら息子ちゅー位は許してやるから!

じゃーな、俺はもう寝る!」

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