《MUMEI》

「どうして乃音さん私にそこまでしてくれるんですか?」


「あたし挿乙女のこと結構好きだからさ、将来を守ってあげたくなるんだよね」


「乃音さん…」


「だから族なんか抜けてさぁ、受験生やって高校受かってその辺歩いてる女子高生やっておいで」


「私…」


「おはようございます!姫唯さん」


「姫唯さん、おはようございます」


その時姫唯が来た。


乃音は慌てて腕時計を見た。

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