《MUMEI》
Training・Lv.B
『和樹が、ちゃんと
判るまで…教えてあ
げるね?』


昌也は、そう言って
僕にキスしながら床
に押し倒した。


『んんーーっ!』

僕は、ヤメテって言
いたかったのに、昌
也の唇に塞がれて…


なんで、こんな事に
なってるんだろう?

昌也は、僕にナニを
判れって言うんだろ
う?

頭の中で、疑問符が
飛び交う。


『…和樹?どしたの
?』

昌也に呼ばれて、我
に帰る。


『な、何してんの?
まさ…や?』

僕はマジで、泣きそ
うになった。


だってさ…僕の両手
は、さっき昌也が放
り投げた、コントロ
ーラーのコードでグ
ルグル巻きにして頭
の上にあったんだ。


そうして、昌也は僕
のシャツのボタンを
ゆっくりと1つずつ
外してる…。

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