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《MUMEI》 憎怒ドッ ティアナにまたがる男を 刺した 返り血がはねる 「…っ!」 ティアナが見上げる 服を引き裂かれ肌が現わになっている 半身を起こし死んだ男の下から抜けだそうとしている ティアナを見下げ もう一方の小柄な男をみる 慈悲の気持ちも優しさも今の俺にはない……… ただの怒りと憎しみ……… ザッ 「うっ!………」 容赦もなく斬る 怒りがおさまらない… ここまでして逃げ出したティアナ…… そんなに俺から…… 国から逃げたかったのか… ガクガク震えて 声を沈めて泣いている 金の髪が月明かりにてらされている…… 美しいと……… だか俺が触れれば 触るなと言うだろう あの男達がこの姫に触れたと思うだけで赦せない……… 少し離れた所から羽織っていたマントをティアナに渡す 「どこにでも行くといい…自由にしてやる」 行けばいい 自由に………………………… …………今自由と………… 私は自由……… 前へ |次へ |
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