《MUMEI》
大爆発
次の日、真希は部屋に閉じこもった 何もやる気がしない。誰とも会話などしてない。 ずっとお気に入りのうさぎのぬいぐるみを抱いて何もしていなかった。

トントン!誰がドアをたたいてきた。
「ねぇ!部屋入っもいい?何も食べてないでしょ?何か食べる?」と姉になった希美が言ってきた。


「あの・・・部屋散らかっているので・・・」

「じゃあ部屋の前においておくね」といわれた。



バタン!ちょうど廊下で隆希会った。       「お前、いい加減にぐすぐずすんのやめてくんない?すげぇムカつくだけどお前なんかムカつく!」    『バシッ!!』真希ははたいた。「こっちはもっとムカつく!大嫌い!人と付き合うの苦手な人の気持ちわかんないでしょ!バカみたい!二度と話したくないあんたみたいの!」

「こら!何してんの真希!」
「なんで!なんで私ばっかり怒るの?」お母さんは黙りこけた。


「うさぎのぬいぐるみ没収!返して欲しければ俺の部屋にあとからこい!あと、勝手にはいないでね絶対にな!このバ〜カ!」


「そっちこそ勝手にはいないで!」

そして真希は自分の部屋に隆希が大切にしているピンバッチを見つけた。―なぜここに?―とおもいながら。

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