《MUMEI》

「なんで手当てしてんだよ、しかもこんな時間に夜遊びしてたのかよ」


今何時から分からなかったが当たりが真っ暗になっていることから遅い時間だと判断した。


女の子は横に首を振り、手当てをしながら


「あなたが怪我をし倒れていたからです。それと塾の帰りです、ここから大勢の人たちが出て行ったので、覗いてみたらあなたが倒れていました。

8時に未成年が歩いていると夜遊びしてると思われるのでしょうか?」


女の子は星羅の傷口に絆創膏を張り、また別の傷口を消毒していった。


「そうか…今8時なのか8時なら大丈夫だと思う。お前、この辺に住んでるのか?」


てか何普通に
会話してんだろ私…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫