《MUMEI》
禁断の恋
―数日後―いつの間にかふたりは仲直りしていた。 ―隆希の部屋にて―  
「真希、片山とどうなった?やっぱり付き合うの?」
「却下した」   「え?」       
「他に好きな人いるからそのことは無かったことにして」
「誰?」

「アタシの初恋の人♪だけど絶対結ばれないの」

思わず、顔が真っ赤になった。


「・・・・」
「隆希って好きな子とかいる」

「俺?いる・・・」

「誰!?」

「絶対話さないから!」

「何でよ〜」
「だけどいつかおしえてあげるから」

「本当?」

「もちろん」
「久しぶりだねこんなに笑ったの」

「ずっとケンカしてたからな」

「隆希、髪が跳ねてるよ!今髪とかしてあげるね」

「お、おいやめろよ!本当にやめろ!」

「別にいいでしょ〜♪」

「特別な真希なら許す」「え・・・」

「急にぼ―としてどうしたの?」

「最近さお前かわいくなったな急に」突然、顔を真っ赤にし目線をそらした

(ねぇ隆希なんでそんな風にみるの?まるで・・・私を恋人みたいにみてるまさか隆希も?)


髪をとかしているとちゅう隆希はこうといかけてきた。

「真希、俺ら好きになってだめなのかな?」
「急にどうして」
「前にお前が俺が好きって言っただろう?だから気になって・・・もし好きになったらどうすればいい?」
「分かんない・・・だけど人を好きになるってなんか素敵だね」

「あ!」―ポトン!―くしを落とした。


「いいよ拾うから」「あ・・・」

隆希と真希の手のひらが重なった

「離してよ」
「やだ・・・」
(このままずっとてをつないでいでいたい)

「真希、部屋に戻れ」
「やだよ・・・いや!」     
「このままじゃほとにまずいことになるから。きっと大丈夫後で行くから」

「本当に?お願い約束して!わがままなんてもいないから!」

「これでがまんして本当に真希はすまないよお願いだ目つぶって」

「隆希だめそれだけは・・・だめ」「いいから・・・気持ちかくせないよ」        チュッ―        (・・・あ・・・嘘じゃないだね隆希も私のこと好きなんだ)

「大丈夫、ほっぺただから(ほとんとはまずいけど)開けてても平気だから―ちゃんと聞いて聞いてくれたら離すから」

(お願い抱き締めないで!!)

「お願いだから目線もそらさないで真希」      
「俺も真希、好き―ただ少し意識しすぎてたのかもしれないな」

「はなして!やだ!」

「なんでまいかいそうなるの?」
「わ〜ん(泣)」 「
「おいおいどうしたの?急に」

「どうしたの隆希?」

「急に入ってないでよ母さん」

「明日のことなんだけど・・・明日の夜、誰もいなくなるからふたりで留守番してくれる?」

「何それー!?」

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