《MUMEI》

夜……


隣の部屋にいるクロイドの所へ行く



明かりは消えている…





キィ



ドアをゆっくり開ける


私の手には護身用の小さな剣











真っ暗闇…でも月の明かりで
ベッドの位置が分かる


寝ている彼…背中を向けている

静かに寝ている

その時







ギシ





向きが変わり仰向けになった




「!」



まるで剣で身体が刺しやすいように…………






「…っ」

唾を飲み込む












今この男を殺す事が…できる







国を滅ぼした男を……







喉に剣を当てる



「…………っ」


手が震える…




クロイド……………

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