《MUMEI》

しずか「そうね………。」



私は、人を殺したばかりの動揺が嘘のように落ち着きを取り戻し、平然と相槌をうった…。



リュークは、そんな私の顔を覗きこむと――…



リューク「おい……。のび太の死を見届けに行くか…?」



何故かリュークは、のび太さんの名前だけを挙げて私を誘ったの。



私がデスノートにドラちゃんの名も記したにも関わらず――…



この時、私は特にその事を不思議に思わなかった。



しずか「えぇ…。」



魂の抜けたような声でリュークの誘いに応え――…



私はデスノートを抱えると、リュークと一緒に家を後にしたのよ――…。



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