《MUMEI》 長い長い一日5朝食 食堂にいたのは、三年生五人と、二年の相羽先輩 それに、聖だった 相楽と榊原先輩・双子先輩は、生徒会寮に泊まった 『おはようございます』 『おはよう』 『おはよ』 『オッハー』 『おは』 俺の挨拶にすぐに反応したのは、三年の 何故か、虎之介先輩以外の四人 虎之介先輩は、携帯を握り締めて、うつ向いていた …何かあったのか? 『おはよう』 『遅いぞー、誠』 虎之介先輩を気にしてたら、相羽先輩と聖が声をかけてきた 『…ちょっといろいろあってな』 苦笑しながら、聖の隣に座った 既に、目の前には朝食が用意されていた 『ふーん。けど、ビリじゃなくて良かったな。 修治がまだだし』 『みたいだな』 俺の、もう片方の隣は空席で 手付かずの朝食があった 手付かずと言えば 虎之介先輩の目の前の朝食も、ほとんど手付かずの状態で 他の三年生達から声をかけられても、あまり反応してなかった 『なぁ、虎之介先輩、何かあったのか?』 『さぁ?』 聖は全く興味が無いみたいだった 前へ |次へ |
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