《MUMEI》

本を受けるとバックの中にしまった。


「檜泉君も本好きなの?」


「うんまぁね」


「そうなんだ、それより檜泉君はどこで降りの?私は次で降りるんだけど」


「あぁ俺はもうとっくに過ぎてるよ」


「えっ?じゃあなんでまだ乗ってるの?」


「言ったでしょ、お姫様のボディーガード中だって」


「??」


雹里は良く分からず、首を傾げた。


檜泉はそんな表情をする雹里に微笑んだ。

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