|
《MUMEI》 ｢うん珍しいと思う、私が生まれた時雹が降っていたから、雹って入れたんだって。里はお母さんが里々耶(りりや)って名前だから｣ ｢何かいい加減だな｣ 檜泉は苦笑いした。 ｢うんだから兄さんの名前も、雪が降っていたから雪って入ってる｣ ｢お兄さん、名前なんて言うの？｣ ｢雪耶(せつや)、耶はお母さんから｣ ｢そうなんだ｣ もし晴れていて 何も 降っていなかったら どんな 名前になっていたんだ… 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |