《MUMEI》

「あっ私の家見えてきたよ」


雹里は自分の家を指し、檜泉は指の先を見た。


「へぇあれがヒョーリちゃんの家か」


そこには二階建ての四角い大きな庭付きの家が見えた。


デカいな…


「檜泉君、ここまで来ちゃったことだし私の家でご飯食べてく?」


「えっいいの?俺1人暮らしだから助かる」


「檜泉君、1人暮らししてるんだ凄いね」


雹里は可愛く微笑んだ。

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