《MUMEI》

私は、彼の疑問を無視してリュークを見上げたの。



しずか「ねぇリューク……。


…いちいち説明するのも面倒だわ。


…彼の記憶を戻してあげるには、どうすればいいの?」



出来杉「え!?…しずか君、一人で何を言ってるんだい?」



リュークは、訳も分からず戸惑う出来杉さんを見下ろした――…。



リューク「フハハハハ!…そう来たか…。


…ならば、デスノートをコイツに触らせてやれ…。


…そうすれば記憶は戻るし、オレの姿も見えるようになる。」



しずか「…分かったわ。」



不思議顔で私を見つめる出来杉さんを置き去りに、私とリュークは顔を見合わせて頷いたのよ。

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