《MUMEI》 あれから1年後ふたりは中学3年になっていた ―ある日― 「真希、高校どうするの?」 「音楽関係の学校に行きたい」 「まさか?」 「少し行ってみたいって想うけど絶対反対されると想う」 「おもいきって言ってみれば?」 「お母さん、進学のことなだけどね・・・・・」 「隆希から聞いたよあの音楽学校に行きたいでしょ?別にいいじゃない?だって進学は真希が決めることでしょ。 お母さんはそれでいいと想うよ」 「隆希はどこに進学しようとしての?」 「理数系の勉強にかなり力いれてるだって」 「私だったら絶対ムリだね隆希ならできるじゃない?」 「倍率たかいだよけっこう」 「私の方もけっこうたかいよ」 「お互いにがんばろうな」 「うん!」 前へ |次へ |
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