《MUMEI》

「それ絶対危ないと想うよ」

「大丈夫よ!私のときもやってるだから」

「あれはね隆希だからできたけどもしベランダから落ちたら大変よ!」
「本当に大丈夫だからじゃあ・・・1回だけ私の部屋から行けばいいよね」

カチャ―・・・

「この部屋どうしたの?こんなにきれいに・・・誰がまさか…希美?」
「違うよ、私ではないからね」

(誰だろ・・・こんなに素敵な部屋にしてくれたのは)

「本当に気をつけてよ」「うん」

「隆希!開けてお願い!何があたっの?」

「お前になんか俺の気持ち分かんないよ!いいからここに・・・」

「キャ―!」
        「真希!」
        「危ない!」
―ガラッ―
「離すなよ!絶対」

―数時間後―

「・・・真希・・・・・・分かる?」

「隆・・隆希、私どうしたの?」

「ずっと失神してた」

「おかえり真希」
「ただいま隆希、ずっと会いたかった」

「同じだね」
「ねぇ隆希何があったの?」

「あとで話すから」

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