《MUMEI》
−頼人side−
はぁ…。何で陸は、俺の気持ちに気付いてくれないんだろ。まぁ、気付かれたらある意味困るんだけど。「……い。おいっゥ」
「なっっなな何だよゥ」
「ずっと呼んでるぞ」
「うっ…ごめん」
「何考えてんだよ?」
お前のことだ!バカ!なんて言える訳ねぇ…。
「ん?旅客機のこと宦v
「あっそ」 何だよ、冷てぇな…。ったくもう。もう少しだけ優しくしてくれてもいいのに。俺、好きなのに…。
そんなこと思ってんのは、俺だけか。
いっそ、誰かに相談しよっかな…。



「なぁ、聞いてる?」
「あっあぁ、聞いてる!つうか、マジ?」
「あぁ…マジ。なぁ岡山、絶対に誰にも言うなよ?」「おう。つうか言えるかよこんなこと…。んで陸はお前の気持ち、知ってんのかよ?」
俺は思いっきり首を横に振った。「そっそんな!い…言える訳ないだろ!」
俺はその後猛ダッシュで帰った…(笑)つうか逃げるように?




はぁ…俺なんか最近、ため息ばっかだな。アイツに好きだ曹チて言えたら、どんだけ楽だか…(泣)

俺は気が付いたら、ぐっすりと寝ていた…。


なんか明日、まともに顔見れないかも……。

次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫