《MUMEI》

しずか「出来杉さん――…」



出来杉「なんだい?…しずか君…。」



しずか「…私はこれから、自分の未来を輝けるものにするために、このノートを使うことにしたのよ…。」



私は、私自身がキラになった理由を出来杉さんに告げた。



それは、私が抱いた、ある意図を伝える前置きとしてだった…。



すると彼は、先刻、私に打ち明けた愛の告白に乗じて、こんなモーションを仕掛けてきたの――…。



出来杉「その未来予想図には…


…僕の姿も描かれているのかな…?」



出来杉さんは涼しげな流し目を私にさし向けていたわ。

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