《MUMEI》 いつもと違うネオンネオンはクーとエアーに必死で謝った。 そして、当然のように、アルゴンを無視した。 …の、だが 「なぁ、ネオン。変じゃないか?」 アルゴンが言った一言に、エアーとクーは首を傾げたが 「何言ってんの?」 そう言いながらも、動揺しているネオンに 確かに、おかしい クーも、違和感を覚えた。 「だって今日は嫌味な位細かい説明ねーし」 「そう、だね」 「そういえば、…ヘン」 しまった… ネオンは今まで、エアーがいる時は、わかりやすく かなり、丁寧な説明をしていた。 そのネオンが、エアーにただ『ダメ』と言うだけで、はっきりした理由を説明しない。 その違和感にアルゴンが一番先に気付いたのは、アルゴンは毎回エアーにきちんと説明ができなくて その度にエアーが困ったような表情をして クーに呆れられ ネオンに馬鹿にされる を、繰り返していたからだった。 「言えない理由でもあるの?」 心配になり、クーは問いかけた。 前へ |次へ |
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