《MUMEI》

リューク「フッ……いいだろう…。


…面白い物が見られそうだしな?」



リュークは快く……までとはいかないけど、私の要求に素直に応じてくれたわ。




しずか「いいこと?


…白いポケットよ……。」



リューク「あぁ、一度聞けば分かるさ。」



――…ファサッ……ファサッ…



リュークは、コウモリのような翼をはためかせ、病院へと飛んで行ったわ。



後には、冷たい微笑を湛える私と――…



これから始まるであろう惨劇を想像し、思わず身震いに襲われる出来杉さんだけが残されたの…。



            :
            :

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫