《MUMEI》 オゾン誕生日会出席者確認オゾン誕生日会前日 少し、意外だったな 社長は、明日オゾンの部屋で行われる、誕生日会のメンバーを確認していた。 そこには ライト・キセノン父子 クー そして ネオンの名前があった。 あの南国の事件で、この男が見かけ倒しなのはわかっているのに 社長は、アルゴンの写真を指で弾きながら、考えた。 おそらくコイツは、ネオンから、何か策を与えられているだろう 社長は、ネオンの頭脳を認め 一番ネオンを警戒していた。 だからこそ、ネオンが自ら自分に近付き 頼りないアルゴンと、狙われているエアーを留守番させるという事態に、多少戸惑っていた。 「まぁ、いい。結果は、どうせ変わらない」 どうあがいても、私には敵わない 今までの経験 今持っている力 それらは確かに、ずば抜けており 今の社長は 無敵 といっても、過言では無かった。 「行くぞ、ノーム」 「はい。社長」 そして、社長は、ノームを連れて、社長室地下にある幾つもの隠し通路の中の一つを通り ある場所へと向かった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |