《MUMEI》
ネオンの実家
「デッケー…」

「大きい」


ネオンの実家に到着した、アルゴンとエアーは


その、屋敷の大きさに圧倒されていた。


近代的な造りのO2カンパニーと違い


ネオンの実家は、外観は、古い洋館だった。


しかし、その中身や細部には、最新式の防衛システムが組み込まれ


大勢の使用人達は、護身術の心得があり、超小型ビームライフルを所持していた。


また、屋敷の地下には、巨大なシェルターがあり


例え、屋敷を爆破させられても、避難でき


ある程度の期間生活できる環境が整っていた。


と、いっても、そこまで知らないアルゴンとエアーは


大きい屋敷


という認識しか無いまま、中を案内され


ネオンの両親と、対面した。


二人は、ソラリアと面識があり


クローンであるエアーを見て、驚き


予想以上に迫力のあるアルゴンを見て、若干引いたが


息子である、ネオンに頼られたからには、責任を持って、ネオンとクーが来るまで二人を守ろうと


固く、決意していた。

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