《MUMEI》

俺はいつものように仕事から帰ってきた。
晩飯も会社仲間と済まし、さあ、風呂に入ろうかと思った時だ。

玄関からインターホンが鳴った。
「ごめん下さーい!」

女…しかも若い声がした。
ガチャ…
「…誰?」
「やっぱり!髪が長くてキレると手を付けられない…そう、貴方ね!初めまして!私は陽桜瞳!よろしく!」
頭は金髪、人当たりのよさそうな奴だ。

「君がもしかして派遣された子?」
「ええ!これから貴方のサポートになります。お手柔らかに…」

そう言って、彼女はにっこり笑った。

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