《MUMEI》
眠ったままのクー
ネオンと同じく、睡眠ガスを吸い、意識を失ったクーが運ばれたのは


社長室の地下


ソラリアがいた部屋だった。


そこで、意識が戻らないうちに、更に睡眠薬を


ガスより強い液体を、注入されたクーは


全裸にされ


日焼けカプセルに入れられた。


これは、ノームが南国人に変装する時に使用した物で


数分後


クーの肌は、見事な小麦色になっていた。


その状態のクーは、手術用の服を着せられ


手術台に固定され


全身麻酔を打たれた。


ここまでの処置は、ノームの仲間と


エアロが金で買収した、看護師達の手によって行われた。


正規の手順と報酬でやってきた看護師達は全員、オゾンの担当に回していた。


全ての準備が整ったところで


執刀医であるライトが


ライトが泊まっている客室から


直接、隠し通路と扉を使い、現れた。


オゾンの手術は、オゾンの部屋で


ライトが担当する


ドナーの手術は、ソラリアの地下室で


そうエアロに、ライトは言われていたのだった。


地下室には、医療設備が整っており


オゾンの部屋への隠し通路もあったので


ライトは、すぐに納得したのだった

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