《MUMEI》

私は、斎場でその姿を見かけるまで、すっかりその存在を忘れていた――…。




リューク「――…おい…


あの黄色いドラえもんみたいなロボットは誰だ…?」



リュークは、クラスメート一同の参列者に紛れ、そこに並んでいる私に問いかけた――…。




しずか「…ドラミちゃんよ…。」



…私は小声で答える――…。



リューク「――…ドラミ?」



リュークは、22世紀の未来からやってきたドラちゃんの妹の名を復唱した。



私は苦々しい面持ちで小さく頷いたの――…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫