《MUMEI》 最後の犠牲者「はい!イチャイチャタイム終了! 帰るわよ!」 死体の側でイチャイチャするのもどうかと思うし ネオンが手を叩くと クーとエアーは真っ赤になって頷いた。 「ていうかクーちゃん。体大丈夫?」 「変な感じはするけど、一応平気。 エアーが、近くにいるのもあるかも」 「なるほど」 エアーちゃんがいれば、綺麗な空気が手に入るし 「ついでにイチャイチャできて、一石二鳥ね」 「ネ、ネオン!」 「まぁ、オゾン君はいい子だから、クーちゃんの犠牲で丈夫になっても、恨めないし」 「…」 「ね」 「そうだね」 きっともう移植手術は終わってしまっただろうし 「帰ろう、クー」 「うん。帰ろう」 「アルゴンも待ちくたびれてるでしょうし」 その後 三人は地下室にあった非常用の隠し通路を使って、O2カンパニーを脱出した。 翌日、ネオンの実家に戻った三人の耳に入ってきたのは O2カンパニー社長 社長専属SP そして 社長の息子 オゾン の、怪死というニュースだった。 前へ |次へ |
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