《MUMEI》 長い長い一日11今日はまだ授業はHRだけだった 普通の高校なら、部活説明会のようなものがあるが 鳳凰学園も、清流学園も中等部から部活に入る事を強要されていて 高等部でも、中等部と同じ部活に入るという決まりがあるらしい 唯一、中学帰宅部で外部生の俺は、部活免除が許可されてる生徒会補佐だし そんなわけで 午前中、クラスでは委員会決めが行われた …あれは、壮絶な戦いだった 普通一時間程度だろ?と思った俺が甘かったと感じる程に すごかった 委員会は全員が所属しなくてもいいのに、生徒会補佐・風紀委員補佐・そして生徒会書記神澤以外全員立候補してた 倍率がものすごく高かったのは 生徒会とも、風紀委員とも関わりを持てる学級委員 いくらSクラスに補佐や書記がいるといっても やはり女子の人気は会長と副会長に集中しているらしい …バ会長と、ナルシーなのに そして、男子の人気は風紀委員長と副委員長に集中していた こっちは納得 そうして、見事戦いに勝利したのは 『やりましたわ!修治様!』 修治の相手の綿貫彩花だった 黒板に名前が書かれたから、やっと思い出した 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |