《MUMEI》
長い長い一日19
廊下には神澤がいた


つーか、そのポーズ


…今朝の変態と一緒だぞ


まぁ、神澤の方が犬っぽいけど


「帰るぞ」

「保健医、知り合い?」

「…あぁ」

「ああいうの、好き?」

「それは無い」


死んでも無い


「そっかぁ」

「…」


今は、放課後


生徒の姿はほとんど無い


ていうか、二人きり?


告白の、返事するなら今か?


「あのさ、神澤」

「ん?」

「あの…」


ドドドドドド





「何だ?」


黒い、集団?


「お嬢様!」

「ご無事ですか〜!?」

「お嬢様〜!」


ドドドドドド


ものすごいスピードで、俺達の横を通り過ぎていった


もしかして、あれは


「財前先輩の」

「SP」


マジか!


「俺…ヤバい?」

「ヤバくはないけど、ヤバい」

「は?」

「誠、無自覚たらし」

「はぁ!?」


俺の何処がたらしだ!?


「誠、好き」

「へ!?」

「好き」

「ちょ、…待て!」


何だこの姿勢は!


顔近い顔!


「誠…」

「待て!俺は今誰とも恋愛するわけにはいかねーんだよ!!」


だから離せ!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫