《MUMEI》
仲良く登校
「ごちそうさまでした!ごめんね遅くて!」


慌てて立ち上がった相楽の三人だった


「いや、大丈夫。俺とそんなに変わらないし」

「ありがとう」


そう言って微笑む相楽は


今日も、メチャクチャ可愛い


「? 高橋君?」

「あ、ごめん」

「まだ寝ぼけてるのか?」

「違う」

「まあいい。行くぞ」


修治に言われ、俺達は食堂を後にした


そのまま登校


ではなくて、今日は余裕があったから、ちゃんと部屋で歯を磨いて、身だしなみを改めて整えた


そして、再び三人で集合


…したんだけど


「相楽、可愛くなってないか?」

「え? そう?」


本人は首を傾げたが


確実に、可愛くなってた


何かキラキラしてる!


「化粧のせいだろ」

「け、化粧!?」


修治の言葉に、思わず目を丸くした


「男が化粧って…

変、だよね」

「いや、普通に似合ってるけど」


びっくりしたけど


似合ってるし


「ありがとう!」


ま、眩しいよ、相楽!


そんなに見つめないでくれ!


「高橋君も…する?」

「…へ?」

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