《MUMEI》

しずか「勿論、私達の役に立ってもらうわ…。」



私は、芝居で流した涙を拭きとりながら答えた。



出来杉「ふぅん…。なにか良いプランでもあるのかい…?」



しずか「えぇ…。でもその前に、リュークへのお給料を用意する必要があるのよ…(笑)」



私はそう言って帰路を歩き始める。



出来杉「……………?」



出来杉さんは首を傾げながら、私の後を黙ってついてくるだけだったわ――…。

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