《MUMEI》

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―――…その頃………。




スネオ「へっぷしッ!!


…うぅう…風邪かなぁ?


…もの凄い悪寒がしたぞ……?」



スネオはジャイアン達と別れた後、街角で大きなクシャミを一つ洩らした。



クラスメートの葬儀の後の冷たい涙雨は、スネオの着衣の肩から容赦なく染み込んでくる。



スネオ「…早く帰って寝よ。」



スネオは、ぶるりと身を震わせると家路を急ぐのだった。



この時の彼は、やがて自分の身に訪れる悲劇を、まだ知る由も無かった――…。



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