《MUMEI》

のび助「――…そうですか…」



受話器から漏れる声は丁寧でありながらも、何処か面倒臭そうで投げ遣りな態度だった。



*警官「奥様がドラえもんを破壊された行動につきましても、ドラえもんがロボットである以上、事件として扱う訳にはいかないんですよ。


…それに現場に落ちていたハンマーには、奥様の指紋が付着していましたから…


…これ以上捜査を続けましても、ご遺族が満足されるような結果は、お約束できませんよ…。


…家庭内での物損事故として処理するのが無難ではないでしょうか…。」

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