《MUMEI》

その返答に、のび助はガックリと肩を落とし――…



のび助「………分かりました。」



…そう告げるほか無かった。




*警官「まぁ、お気持ちは分かりますが警察としては、これ以上のことは分かり兼ねます。


…あまり気になさらないほうが宜しいと思いますよ…。」



のび助「…はい。有り難うございます…。」



――…ガチャン……「ハァ…。」



のび助は長い電話を切るなり、大きく落胆したような溜め息を洩らした…。



ドラミ「どうでした…?」



心配気に問いかけるドラミの声に、のび助は目を伏せて首を横に振った――…。

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