《MUMEI》 「…ご、合格ッ!?」 なにを基準に合格なの? 苦い紅茶を飲まされて悶えてただけなんだけど… まさか、リアクションが良かったとかじゃないでしょ? 「…あの…合格ってどういう…」 「言葉の通りよ、詳しい説明は社長からあるわ。ついてらっしゃい」 僕は、今まで社長が来るのを待っていたんじゃないのか? 結局、僕の方から行くのかよ… 疑問と不満を抱えたまま応接室を出て女性についてゆく 女性が招く先には、地下へと続く薄暗い階段が… 言われるがまま階段を下りると石壁石畳の通路が続いていた… 前へ |次へ |
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